サウルは答えた、「わたしはイスラエルのうちの最も小さい部族のベニヤミンびとであって、わたしの一族はまたベニヤミンのどの一族よりも卑しいものではありませんか。どうしてあなたは、そのようなことをわたしに言われるのですか」。
サムエルは言った、「たとい、自分では小さいと思っても、あなたはイスラエルの諸部族の長ではありませんか。主はあなたに油を注いでイスラエルの王とされた。
すなわち、聖徒たちのうちで最も小さい者であるわたしにこの恵みが与えられたが、それは、キリストの無尽蔵の富を異邦人に宣べ伝え、
おおよそ、自分を高くする者は低くされ、自分を低くする者は高くされるであろう」。
そこに彼らを導く年若いベニヤミンがおり、 その群れの中にユダの君たちがおり、 ゼブルンの君たち、ナフタリの君たちがいる。
エフライムが物言えば、 人々はおののいた。 彼はイスラエルの中に自分を高くした。 しかし彼はバアルによって罪を犯して死んだ。
そこでサウルの家来たちはこの言葉をダビデの耳に語ったので、ダビデは言った、「わたしのような貧しく、卑しい者が、王のむこになることは、あなたがたには、たやすいことと思われますか」。
ダビデはサウルに言った、「わたしは何者なのでしょう。わたしの親族、わたしの父の一族はイスラエルのうちで何者なのでしょう。そのわたしが、どうして王のむこになることができましょう」。
しかし、よこしまな人々は「この男がどうしてわれわれを救うことができよう」と言って、彼を軽んじ、贈り物をしなかった。しかしサウルは黙っていた。
サムエルはサウルとそのしもべを導いて、へやにはいり、招かれた三十人ほどのうちの上座にすわらせた。
サウルの父キシとアブネルの父ネルとは、アビエルの子である。
神よ、あなたの大能を奮い起してください。 われらのために事をなされた神よ、 あなたの力をお示しください。